日記/2009-11-30
2009-12-02 (水) 00:03:34 (4598d)
雑記:QBRシギィ。 †
最近のQB/QG界隈には珍しく、この11月には一度に2冊の対応本が発売されました。
やっぱり、アニメ効果を狙って、なんでしょうかね。
どっちもアニメとは直接関係ないキャラなので、違うかもしれないですけど。
ともあれ、恒例的なのは事実なんで、簡単にコメント。
まずは、『シギィ』です。
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元キャラと、ゲームデータ的な変更点。 †
最近のQBR本同様、今回のシギィも『新データではない、英語版からのコンバート』キャラ。
具体的には、"Ursa" Bagbear が元キャラです。
今回の元キャラは Graysea時代の作品、すでにクリティカル対応しています。
ですから丸々翻訳するだけでも良いといいのですが、多少の弱体化修正が行われているようです。
異端審査官だとか、『神聖術』だとか、いわゆる僧侶的な背景を持つシギィ。
いわゆる『パワー馬鹿』系の怪物系の元キャラを丸コピーするのはさすがにアレなので、良い判断だと思います。
気がついた具体的な変更点は、以下のようなところ。
- 初期体力弱体化。
Bagbear の18に対して、シギィは11。- LWの『女性キャラ標準』は10なので、それでもややタフですね。
- 修正値を全体に弱体化。
キャラシートの『ワイルドスイングより上』の、一般的な攻撃行動の修正値が、全体に1つ低下。
並みのスイングが+1、並みの突きが+1と、まあ妥当な範囲に収まりました。 - Tacticsが削除。
Bugbearは Luck とTacticsの両方を持っていたキャラでした。
シギィは運/Luckしかもちません。
フレーバー的なコンバート状況。 †
まず、数値的なコンバートが、フレーバー的にもよく効いていると思いました。
元キャラは要は『パワー馬鹿』『体力で耐える鈍重キャラ』だったわけです。
シギィはパワーと体力を削られて『鈍重キャラ』だけが残ってしまったわけですが、
結果的に『戦闘が本職ではない魔法系キャラ』らしいデータとも言えるわけです。
その他、コンバート要素をいくつか。
- 元キャラの、『戦いの雄たけび』で相手をビビらせて武器を落とす行動。
神聖術の『恐怖』に変換されました。
- 『恐怖』だから、QBカトレアには効かないというのが妥当。
- 元キャラの、『足元の砂をけり上げて眼つぶし』。
神聖術に変更されました。 - 装備が、微妙に変更されました。
元キャラの『フレイル+スパイク付盾』に対して、シギィは『杖+鎖』になっています。
鎖部分は『盾扱い』で、盾破壊などの対象となります。
少々変則的な武器なのは否定できませんが、スパイク付盾は『一般的な聖職者』にはどーみてもマッチしていないので、まあ妥協できる範囲でしょうか。- ちなみにこのコンバート、武器と行動との関係がちょっといじられています。
大きなポイントは、『鎖で縛る』12と42。
元キャラでは『フレイルの鎖』で縛るのですが、シギィでは『盾相当の鎖』で縛ります。
つまり、元キャラでは『武器を落としたら』縛ることはできず。
シギィでは杖を落としても縛ることはできますが、逆に『盾相当の鎖』が壊れると、縛ることができなくなります。
- ちなみにこのコンバート、武器と行動との関係がちょっといじられています。
気になること&その他。 †
- 上記の『盾扱い』も含めて、武器と行動の対応付けが直観的にわかりづらいのが、弱点といえば弱点かもしれません。
変則的な武器の宿命、ですかね。 - 同じ『神聖術』使いであるメルファとの、微妙な差異。
シギィを見ているとなんとなく、神聖術対応漏れがあるように感じます。
- 具体的には『鎖での束縛』。
メルファでは『神聖術・束縛』だったのですが、シギィの場合『純粋な物理攻撃での束縛』になっています。
まあ『聖なるポーズばっかり』になるのを避けるためだったのかなぁ、なんては思ってます。
- 具体的には『鎖での束縛』。
ご意見などがあれば。
- いいえ、シギィもそのままです。
ついでに、いわゆる第二世代の『47ページでの破壊』なので、コメントどおりに処理するとWraithやDwarfの『盾引っ掛け』でもうまくないのもマイナスポイント。
あ〜。ある意味いい機会なので、HJに指摘すると、FBI経由でエラッタが出るかもしれませんね。 -- ともせ%管理人。 2009-12-02 00:03:34 (水) - 英語版BagbearのP47はShield Smashed、盾破壊なんですが、そのP47へ行くマトリクス組み合わせがどこにも無いという、私的にはありえない本でした。シギィは改善されてましたかね? -- CiAN? 2009-12-01 23:02:01 (火)
雑記:QG鏡名ミナ。 †
というわけで、続けて。
こちらは『ミナ』です。
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一言で言うならば、『遠距離戦闘重視』のキャラ。
『弓使い』という状況からすでにわかりやすいですね。
強さとしては、QGシリーズでは並み、でしょうか。
攻撃力はどちらかというと高め。
装甲がないので防御面に不安、という感じ。
特徴的な点・行動を列挙していくと・・・
- 修正値は、近距離は貧弱、遠距離はかなり強力。
- 『相手との距離を無理矢理開く』いわゆるノックバック技があります。
- コメントの効果で、無理矢理遠距離にします。
すなわち『一方的に命中』させないと、距離は開きません。 - 条件は『ゼロ以上の得点ページ』を見ていること。
この結果、19ページがゼロ以上かゼロ未満か、というのが、相性に大きく効いてきます。
装甲が硬いキャラは、弓をモノともせず間合いを詰めてくるのです。 - 成功すると、見ているページを35ページ==遠距離胴ダメージにします。
これは言い換えれば、『バランス崩しや腕・足ダメージ』を『遠距離胴ダメージ』に変える効果を持つということ。
キャラの性能・装備状態にもよりますが、一般に胴ダメージは『頭に次いで2番目に痛い』ページ。
ですから、このノックバック技、キャラシートの額面よりも大きな攻撃力を持つことになります。- 開いたページのスコアに関係なく胴ダメージになるので、元が小さいほどに得になります。
例えば、ミナは『19ページのスコア:0』『35ページのスコア:5』。
つまり、同キャラ対戦で19ページを開けたときは、差し引きで『ダメージ+5』のようなものなわけです。 - そういう意味で『胴の装甲が薄いキャラ』『素早いため直撃しづらく19ページに行きやすい』キャラにとっては、強烈に感じる攻撃です。
逆に胴が頑丈なキャラにとっては、ダメージ面では損害は小さくなります。
- 開いたページのスコアに関係なく胴ダメージになるので、元が小さいほどに得になります。
- コメントの効果で、無理矢理遠距離にします。
- 近距離スイングは、『キック』です。
ですから、武器を落としても、案外戦闘継続できます。
もちろん『多少は』の域ですが。
ご意見などがあれば。