勘違いしないでほしいのは、Wikipedia/Wikiが悪いというわけじゃないこと。
紙・印刷という出版の限界を超えた巨大な百科事典を作りだす、Wikipediaというプロジェクトは、すごいと思う。
Wiki の『誰でも編集できる』という方針も、もちろんガセネタが入るなどのリスクがあるにせよ、集合知という立派な武器。
個人サイトよりも良質・大量のデータが集まることは十分にあり得るし、実際Wikipedia/Wikiはそういうものになっていると思う。
これも個人的な思いですが。
一昔前によくあった『個人でやってるまとめサイト』を作っていた人に位置する人たちが、今はWikipediaに流れているような気がしています。
例えば、閉鎖されてしまったようですが、
昔『とらいあんぐるハート大百科』というまとめサイトがありました。
とらハ1〜3&CDドラマ類のような公式出版物や、
原作者・都築氏の掲示板・日記などでの半公式的なコメント類までひっくるめた、あらゆる関連情報をかき集めたサイトでした。
これはいわば『とらいあんぐるハートの専門書』。
でも、これと同じ内容をWikipedia上に置くのは、間違っていると思うわけです。
現実に、今、Wikipedia で、ちょっと名の売れたアニメ・マンガ作品を調べると、かなりひどいことになっています。
そのタイトルのページはともかくとして、その登場人物の一覧/個人、登場するメカ二クス類のページなどなど。
履歴を見てみると、最初は1つのページであったものが、書き込みが過ぎて繁雑になりすぎたために分割、という形になっているのがほとんど。
そしてその分割先の内容は、どーみても、『専門書』のレベルの内容があふれかえっている。
住み分けができていないと、思っています。
理想は、Wikipediaには百科事典なりの情報だけを書き。
それとは別に、専門書となるべき別のサイトを作るべきだと思います。
ちなみに、現実にこれに近い構成になっているものは、あります。
M:tG。
Wikipedia上では『マジック:ザ・ギャザリング 』
というページがあります。
対して、
M:tG専門のWikiがあります:M:TG Wiki。
⇒http://mtgwiki.com/
正直 Wikipedia上の記述はまだ細かすぎるように思いますが、
『M:tGの登場カード』のようなページがない分、かなりマシです。
ご意見などがあれば。
考えていたキャラ:なのは系。
もうちょっと言うと、ベルカ系騎士。
考えていた実現事象:フィールド展開型防御。
なのは系でよく出てくる『盾のように使う魔法陣』ではなく。
体全体をまとうような、薄いバリヤー的なモノ。
比較的わかりやすいのは、A's 7話:シグナムvsフェイトでの接触戦で、フェイトの斬撃を防いでいる。
実現のポイント。
ダメージを減少すること。
防御術なので、当たり前。
特に行動を実施していなくても、常時使用できること。
これを使用するとき、シグナム・レヴァンティンとも、何も詠唱アクションをしていない。
使用限界があること。
なのは系では、防御魔法類は『魔力を消費して防御』することが語られている。
対応ネタ。
MPによる防御を許可する。
通常の体力の他に、MPを持たせる。
得点ページでダメージを受けた場合、体力の代わりにMPを消費してもよい。
ただし、一度のダメージで消費できるMPには、限界がある。
弱い攻撃ならばMPだけで防御==フィールドを『貫通』できない。
強い攻撃は、MPで減衰させられた上で、余剰がダメージとなる。
姑息な追加ネタ:
第二世代55ページのような形で、MPは微量ながら回復できる。
・・・本質的には『やりすぎ』で『めんどくさい』話ではあります。
よく言う『強調と省略』的に言えば、単純に『シグナムの得点ページのスコアを小さく設計』したほうがいい。
ただ、それだけだとやりたいこと:ベルカ騎士らしさにたどり着けない感じだったんです。
あとは、なんというか・・・以前にもちょっと話題にした、『1.5世代的』なデータを作るための模索、と思ってください。
例えば、体力10・MP6、フィールド強度2のキャラは。
ダメージを受ける際、2ダメージまでをフィールドで吸収してよい。
2ダメージ以下の攻撃については、MPがある限り、体力への『貫通』は起きない。
2を超えるようなダメージならば、余剰分は体力に貫通する。
例えば4ダメージの結果ならば、MP-2&2ダメージ。
ダメージが減っているので、クリティカルが起きづらいというメリットがある。
これは、+4以上の修整値が当たり前でぽんぽんクリティカルする、第二世代型データへの回答。
遠距離バックステップに成功すれば、MPを1点回復できる。
第二世代の55ページ回復に対する、友瀬的な代替案。
この方法だとMPは戻せてもダメージは消せないので、『逃げまくり』されても全回復は発生しづらい。
ご意見などがあれば。