日記/2016-06-25
雑記:相手に何を期待するのか、か。 †
9人に無視され続ける世界の先に
http://togetter.com/li/990572
これを見て、友瀬のとある知人のことを思い出したので、ちょっと書く。
いつもの「将来消えたら」の話もあって、上記リンク先の内容を友瀬的に要約すると。
「子供が道行く見知らぬ人に挨拶している」ところを見ていた親のコメント。
10人に1人くらいしか、挨拶返ししてもらえていない。
でもその子は、挨拶してもらえた、と喜んでいた。
すごい。私だったら 9人のほうに引きずられて暗い気分になる。
情報の発信というか活動というか、そういうものには。
たぶん2つのタイプというか立場があるんだと思う。
1つは『情報を出すこと』自体に益を感じる、という立場。
もう1つは『受け取ってもらえる==役に立つ』ことが益という立場。
これらは完全に分離できる話ではなく、誰もがおそらくはこの2点の間のどこかにいると思う。
どっちがいい/悪いという話でもない。単なる立場・バランスの話。
件の子供は、前者寄りなのだ。
もちろん、受け取ってもらえたという『後者』的な喜びは大いにある。
だけど同時に、『受け取ってもらえないことはある』ことは気にもしていない。あるいは当たり前と考えている。
空振りを気にせず、行動しているのだ。
件の親は、後者寄りなんだろう。
挨拶を『受け止めてもらって』初めて喜べる。
『当たればうれしい』のはわかっていても、『空振り』することが苦痛。
だから『当たる』とわかっている範囲 and/or『うまく当たるように意識して』アクションしている。
思い出した知人というのも、このあたりで友瀬と温度差があったわけです。
友瀬は、前者寄りなんですよ。
Webページなんてのは最たるものですよね。本質的に『誰が見るかわからん』し『レスポンスもらえる保証なんてどこにもない』。
もちろん『当たればうれしい』し『当たってくれるに越したことはない』ですが。
同時に、レスポンスがあまり無くても、それが即『やらない理由にはならない』んです。
自分で作っていること自体が楽しい、というのが正しいかな。
逆に、その知人はかなりの後者寄りで。
なにかを発信するには、その受け手の顔が浮かばないとできないレベル、だったんだと思う。
例えば『友瀬に渡す情報は、友瀬向けにチューニングしてないとダメ』というような。
根底にあるのは『提案する以上は、相手が喜ぶものを』という優しさ、なんだと思う。
典型的な例としては、本とかDVDとかのモノの展開的な話。
- 友瀬の場合。
- 『自分が面白かったモノ』だから。
集まりの際に持ち込んで『面白かった。興味があればどお?』と展開しようとする傾向が強い。 - もちろん、モノによっては『これは特にAさんにお勧め』とかやるけど、基本的には指名なしの全員向け。
- 友瀬的には、それを受け取ってもらえるかどうかとか、誰が受け取るかとかは、あまり重要じゃないんだよね。
繰り返すよ:もちろん受け取ってもらえればうれしいのよ。
だけど、受け取らない/受け取れないという相手の都合だってある。だから多くの場合、それはMUSTではない。
- 『自分が面白かったモノ』だから。
- その知人の場合。
- 例えば『友瀬が好きそうだと感じたモノ』だから。
集まりの際にもってきて『友瀬さんへのお勧め。』と展開しようとする。 - ここには『知人自身には合わなかった==自分にとっては微妙だけど君には面白いかも』というケースもある。
- 前述したとおり、『受け取ってもらう以上は、楽しんでもらいたい』という優しさといえる。
- 例えば『友瀬が好きそうだと感じたモノ』だから。
考え方の差の話で、どっちがいい・悪いって話じゃないと思っているけど。
やっぱり友瀬は『友瀬主観に縛られる』ので、結果的にもやもやさせられることも多かったのは事実。
- 友瀬の上記のような『興味があればどうぞ』展開について。
- その知人から『俺が興味ありそうなものを選んでよ』といわれたことあり。
『勧められたら断れない』し『興味ないものを見るのは苦痛』とも。- そりゃあ、興味ないものや見てつまらないものを渡されたら、不満だろう。
だからクレーム自体は理解できるし、仕方ないと思うよ。 - だけど同時に、こっちとしてはそんなのは折込済みなんだよ。
だから最初から『基本指名推奨はしないで』『強制せずに、興味があればどお?』なんだよね。 - 『第一印象でアウト』なら、即断ってくれてもいい。
『見た結果ダメだった』ってのもあるだろうし、結果『ダメだった』コメントになることもあるだろう。
それは『仕方ない』っていう立場なんだよ。 - そもそもにおいて、『相手が何を望んでいる』なんて正確なことはわからんよ。
もし『狙って絞って』も、外れれば当然苦痛。というか『推奨された』分、むしろ『最初に断る』こともしづらいだろうし。
- そりゃあ、興味ないものや見てつまらないものを渡されたら、不満だろう。
- その知人から『俺が興味ありそうなものを選んでよ』といわれたことあり。
- その知人が、友瀬と共通の友人Aさん向けに『今年のアニメ』リストかなにかを渡していたときの話。
- 友瀬が『それ、友瀬にもコピー回してよ』と言ったら、『無理。リスト作るの大変なんだから』と。
- これも典型的な温度差。
- その知人的には『このリストは Aさん向け』で、それをそのまま友瀬に渡すのは精神衛生的にダメなんだよね。
『友瀬に渡すには、友瀬用に精査しないとダメ』だから、『それはさすがに大変』と。 - 『友瀬向けのを作るのは大変だから無理』という判断自体は理解できる。
友瀬だって『個人向けを作るのは(いろんな意味で)できない』から、『興味があればどうぞ』の共通品展開なんだし。 - でも、友瀬は『コピーでいい』と言っているんだよ。それが『100%友瀬の好みに合うか否か』なんて考えてない。
ちょっとでも重なったところで、話題ができればいいじゃない。
- 友瀬が『それ、友瀬にもコピー回してよ』と言ったら、『無理。リスト作るの大変なんだから』と。
- その知人が友瀬に渡したものについて。
- 友瀬が『マイナス』な反応をしたら、クレームをつけられたこともある。
『なんでそんなひねくれた見方するんだよ』と。 - 気持ちはわかるよ。
彼的には『友瀬向け』に狙って絞ったんだから『当たって当然』で、だからマイナス反応は予想外だったんだろう。
友瀬のコメントが『予想と異なる』から、『ひねくれた』と思ったんだろう。 - だけどそれは『提供側の読み違い』なんだよ。別に友瀬が悪意もってやったわけでもない。
そこでクレームつけられても困るよ。- ここまで書いて気づいたけど、これは2つ上の『友瀬のGlobal発信に対する知人クレーム』の裏、ですね。
- ここまで書いて気づいたけど、これは2つ上の『友瀬のGlobal発信に対する知人クレーム』の裏、ですね。
- 友瀬が『マイナス』な反応をしたら、クレームをつけられたこともある。
ご意見などがあれば。