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× 作業ミスで片付ける
○ ミスを招く真因を追究
担当者は寝不足だった、集中していなかった、不慣れだった─。最も注意すべき「べからず」が、ミスを担当者個人の問題として片付けてしまうことだ。
仕事では、必須だね。
再発防止策を考えるのは、業務の一環。
いちおー趣味の世界でも、いろいろやってはいる。
『ろすと』のデータチェックシステムなんかは、典型かな。
そうやって育て続けて、早幾年月。
× ミスをしかる、罰する
○ ミスしない人をほめる
一生懸命取り組んでいてもミスは起きることがある。「意図的ではないのだから、しかっても効果はない」(同)。
これもまあ、そうね。
一応は部下を持つこともあるし、ことそれについて責めたことはないつもり。
× 恥ずかしいから隠す
○ 積極的に全社公開
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉がある。残念なことにシステム開発・運用の現場は歴史に学んでいるとは言い難い。似たような失敗が繰り返されているからだ。
ここで重要な意味を持つのが、トラブル事例の収集と共有である。恥ずかしいからと隠していたら、いつまでたっても歴史に学べない。
若いころに、これでえらい痛い目を見たことがあります(^^;;;
素直・正直に伝えるのが基本。
それを聞いて文句をいうような相手は、それこそ『仕方ない』。
× ルールで縛る
○ 絶対守れる最小限に抑える
事例が集まったら再発防止策をどうするか。ここにも落とし穴がある。「ルールでがんじがらめにしばるのは逆効果」(立教大学の芳賀教授)ということだ。ルールを決めて守らせればミスは起きないと管理者は考えがちだ。だがルールは破る人が必ずいると考えなければならない。
これは難しいねぇ。
友瀬的には、『気をつけようね』で済ましたいのが本音。
だけど、仕事を回す立場で見ると、ルールを作っていくしかないことがあって。
そんなの無理だってわかってたって、目に見える形での策を残さないと、上は許してくれないのだ。
× 「チェック強化」で終わり
○ 仕組みを見直す
芳賀教授は「ミスが起こらないように仕事のやり方を見直すのが有効だ」と説く。法政大学の島宗教授も「個人の注意力に頼るのでなく、ミスを防ぐ環境の整備が重要だ」と語る。
これも『言うは易し』の世界。
そんな仕組みを作れるのならば、最初から誰も苦労はしない、っていうことはままある。
『仕組みが難しく』なれば、それがうまく機能しないのはルールと同じ。
大きな話ならば、他メンバーを使った二重チェックとかの仕組みもできるんだけどねぇ。
× 運用は単純作業と考える
○ 臨機応変に動くのは高度な力が
自動化がうっかりミスの防止に役立つ一方で注意すべき点もある。システム障害など非常時のイレギュラーな作業は人手に頼らざるを得ないということだ。自動化が進んで通常時の作業が減れば減るほど、緊急時とのギャップが大きくなる。運用画面のメッセージを目視チェックするだけの担当者が、ある日突然にアラームが大量に発生した際に、いきなり臨機応変に動けるかというと、そうはいかない。
自動化は『考えないで作業』する世界なので、あぶないんだよね。
友瀬も何度、自分のチェックツール==機械的なチェックの仕組みで、痛い目にあったか(^^;;;
× 経営・品質部門が牽引
○ 全員参加型の活動を
うっかりミスの削減活動は、どうしても経営層や品質管理部門が率先しがちだ。それ自体は決して悪いことではない。だが突き詰めるとミス防止は現場の担当者全員の問題である。100人のうち99人がいくらがんばっても、残る一人がミスをしたらすべては台無しになるからだ
これは、コメント割愛。
このあたりにかかわるほど、えらくないし。
でもまあ、ある意味矛盾した項目だよね:1人がミスしたら台無しというのがわかっていても、発生するのがミスだからだ。
ご意見などがあれば。