日記/2020-03-24 の変更点

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#author("2020-03-24T20:22:53+09:00","-","-")
**雑記:『七人の侍』の潔さ [#qd67f184]


先の三連休、ちと思い立ちまして表記『七人の侍』を視聴しました。

友瀬は概要は知っていたものの縁がなくてみていませんでしたが、
多くの著名人がこれに影響を受けたと発言している、黒沢監督作品。~
曲がりなりにも創作している身、見ておかないとなー、と以前から思っていたわけです。

で、この作品を見た感想は、一言でいえば表記の「潔さ」かな。~
昨今、しばしば友瀬が揶揄している『悪い群像劇』の対極ともいえる作品でした。


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詳しいネタバレをする気はないですが、さすがに何もなしでは説明しようがないので。~
『普通に知られている』あらすじ。

-時は戦国。舞台はある農村。~
実りの秋を控え、野武士の襲撃が予想される状況。
-農民たちは対抗するために、侍を用心棒として雇うことを決意。~
紆余曲折の末、7人の侍が彼らに味方することとなる。~
7人の侍たちは、村人たちと協力して迎え撃つための準備を進める。
-果たして、野武士たちは襲撃をしてきた。~
30人以上いる野武士たちを阻止しつつも、農民たちはもちろん、侍たちにも死者が出はじめ・・・
という感じ。


で、なにが『潔い』かというと、この『味方側侍の死の描写』。

上記前半にある、農民たちと出会い、協力するようになるシーンにおいては。~
また、戦闘の間にある小休憩・大休憩においても。~
7人の侍それぞれに、人間臭いドラマを見ることができるんです。~

ところが、彼らが死ぬシーンには『まったく』なにもない。~

例えば『銃で撃たれた侍が倒れる』シーンがあります。~
昨今のアニメとかだと、どうなりますかね?~
『殺される彼のモノローグや走馬燈が入る』のが普通だったりしないですかね。~
そういうのは、この作品には、ない。~
撃たれた。倒れる。以上。アップにすらならない。~
キャラによっては『殺される瞬間』すら映らない:一緒に戦っていた農民たちに死体が運ばれてくるだけ。

ちょい役じゃないんです。~
タイトルにもなっている『7人の侍のうちの1人』にも拘わらず、です。~
1人だけじゃないんです。~
最終的に死ぬ数人すべてが、そんな感じ。

『死んだらそこで終わり』という、猛烈な世界観の演出ともいえるでしょう。~

これが全てにおいて素晴らしい、とかいう気はないですが。~
べたべたに、ある意味でくどい演出とは、かなり違います。







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ご意見などがあれば。
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