日記/2008-03-19

2008-03-19 (水) 21:57:19 (4226d)
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経験に基づいた、ある文章。

わたしは女性に案内され、白衣を羽織った初老の男性の前に座らされた。
彼は少し不安そうなわたしの顔を事務的な目で覗き込み、
「・・・まず、少し開かせて。」
わたしを連れてきた女性にそう告げた。
「はい。」
背後で動く気配。横目で見ると、女性はかちゃかちゃと戸棚を探りいくつか小さな瓶を取り出すと、わたしに近づいてきた。そしていきなりわたしのソコを押し広げると、薬のしずくを落とした。とたんに焼け付くような痛みが粘膜に広がり、おもわずうめいてしまう。
「っつ・・・」
「しみました?だいじょうぶですよ、すぐにおさまりますよ。
 もうひとつ、入れますからね。」
続けて、今度はやや粘り気のある、オレンジ色の薬。受け入れるしかなかったわたしを無視して、男性から指示が飛ぶ。
「・・・20分もすれば出来上がるだろう。次を。」
「そうですね。では少しこちらで待ってもらいましょうか。」
わたしは別室に通され、そこで一人残された。そしてすぐに、薬の効果は表れてきた。
「目・・・目が・・・」
視界がぼやける。焦点が合わない。そして経験したことのないぬめりが、わたしの粘膜を覆いだす。不安が押し寄せるが、いまさら逃げ出すこともできない。

◇◇◇

どれくらいの時間が経ったのか。扉が開き、誰かが入ってくる。
「そろそろ、どうかしら?」
声からすると最初にわたしを誘導した女性だろう。
目の焦点も合わせられずぼんやりとしているわたしに近づくと、彼女はいきなりソコを覗き込む。
「はい、見せてもらいますね・・・うん、これだけ開けばだいじょうぶでしょう。」
彼女はわたしの手をとり歩き出す。せめて手ははずそうかとも思ったが、この目ではさすがに一人で歩くことはできない。
わたしは引かれるがままに再び白衣の男の前まで行くと、奇妙な機械の前にある椅子に座らされた。

「さて、では始めるよ。」
そういうと男性は、わたしに手を伸ばしてきた。反射的に下がろうと身じろぐわたしを、女性が後ろから。
「大丈夫ですよ、痛くないですからね。」
気がつくとわたしは、機械に固定されていた。頭もしっかり抑えられていて動かせない。何をされるのか。思わず目を動かして周囲を探ろうととたんに
「目をそらしてはいけない。正面を見て。」
男性の静かな、それだけに恐ろしい声。観念したわたしが視線を戻すのを確認すると、男性はわたしのソコを指で広げ、透明な機械をゆっくりと近づけてきた。息を呑み固まるわたし、しかしそんな様子は無視され、そのまま押し当てられる機械。
一瞬おいて、視界が、はじけた。
白。痛いくらいに真っ白。痛くはない、でも痛い。
「っ・・・」
「動かない。前をみる。」
そんなことを言われても、どうしようもない。刺激からの逃げ場を求めて、自然と動いてしまう。わたしを押さえつけている手に力が入る。
ちらつく光。
必死に食いしばる。逃げ場を失ったわたしのソコから、雫がこぼれ出す。

・・・そんな、痛みの無い拷問がどれだけ続いただろう。機械が取り外され、開放される。
「・・・」
呆然としているわたしに、再び事務的な声で男性が告げる。
「・・・心配なさっていた、角膜や水晶体の傷は、問題ないですね。
 ただ、眼底に小さな傷があるようです。近いうち精密検査をしましょう。」

・・・
・・・
・・・変な小説かと思ったりしてないですよね?
どこをどう見たって、眼科の診断風景じゃないですか。
やだなぁ(笑)

ミニドックで眼底網膜検査をしたところ、写真の周囲がぼやけたように写り。
『右目角膜に傷?』というような診断を受けまして。
ドックでは細かいことはわからないから眼科で検査してもらってくれと。
で、眼科に行ったら、冒頭のような行為に相成りました。実際には上記以外にも、眼底カメラ撮影だとかいろいろあったのですが、省略。

瞳孔を広げ&水晶体を変化させなくする薬と、目を開きっぱなしにしても乾かないようにする薬をさされて。
眼球に観察用のレンズを押し当てられて、眼底を丹念に覗かれた、という話。
覗くといっても眼球は要はカメラなので、中は真っ暗。
見るためには、眼球内に光を入れる必要があって、そのためにライトを使って瞳から中を照らすわけです。
つまり、やられる側からすれば
『ライトを直視しろや。』
ってことなのです(^^;;
それで目をそらすなとか、マジ勘弁(笑)

ともあれ、眼底網膜の一部に傷ありってのが、一応の結果。
通常視野ではない部分の傷らしく、視野欠損もなく自覚できないし、通常の眼底撮影にも写らない位置とのこと。
衝撃を与えると剥離の可能性があり好ましくないとのことで、激しいスポーツは禁止。
ですが、日常生活・業務では問題ないとのことなので一安心。
念のため、3/29(土)に精密検査することになっています。


2010年には届かなかった。

SF作家のアーサー・C・クラーク氏が死去
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200803190065.html

黙祷。

正直『2001年〜』以外はあんまり読んだ記憶がなかったりする。
だがそれでも、偉大な作家には違いない。


まだ、早い。

初音ミクは「権利者」か
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/18/news032.html

いいえ。初音ミクはどこをどう考えても、権利者にはなりえません。

  • 彼女の姿は、メーカー帰属の画像です。
    • もっと厳密に言えば、それを描いた絵師のモノでしょうが、このあたりはメーカーと絵師の契約次第でしょう。
    • ともあれ、メーカー帰属の画像をそのまま使うのはメーカーの許可がいります。
      二次創作についても同様でしょう。
      その結果、メーカーに収益が発生しても何の問題も不思議もありません。
  • 彼女の声は、メーカー帰属の音声ファイルです。
    • もっと厳密に言えば、その元の声優のモノでしょうが、このあたりはメーカーと声優の契約次 第でしょう。--ともあれ、メーカー帰属の音声をそのまま使うのはメーカーの許可がいります。
      二次創作についても同様でしょう。
      その結果、メーカーに収益が発生しても何の問題も不思議もありません。

彼女はあくまで『楽器』でしかありません。

たとえそれが人間のの声を出していたとしても、現時点ではただそう聞こえるだけです。
いわゆる『ミク楽曲』はその楽曲を作った人の著作物でしかなく、そういう意味で権利者と呼べるのは『その楽曲の作者』だけです。将来、機械にいわゆる『人格』が生まれれば、また変わるのかもしれませんが。

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