日記/2008-02-19

2008-02-19 (火) 08:47:29 (4199d)
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投稿と編集と。

ここまで「捏造」するか大マスコミ
http://www.news.janjan.jp/media/0802/0802150846/1.php

新聞社で読者投稿欄の原稿修正をしてた者ですが
http://d.hatena.ne.jp/shields-pikes/20080217/p1

寄稿する側は、
『自分が考えて書いたのだから、その通りに載せてほしい。』
載せる側は、
『載せる側として、編集をして載せたい。』
寄稿者と編集者、自由な意見を言える立場と報道の立場。
そういう違いがよく判る論争。

友瀬は基本的に寄稿する側の立場にいる身だからして。
もちろん文章屋としては素人もいいところのこの身ではあるが、気持ちとしてはやはり、この載せる側のやりすぎには注意をしてもらいたいかな、と思う。
上記編集者の編集時の考え方についてのコメントを抜粋して補足的に。

1.読者の意見を変えるな

 → 主観的で偏った意見であっても、読者の「言いたいこと」を変えてはいけない。

これはまあ当然だ。
基本的に文章はその作者の主観であるはずで、それを変えられてはそれは作者のものではなく『編集者の原稿』になってしまう。

2.最も大事なテーマだけに絞り込め

 → 言いたいことを1つに絞り、繰り返しや無駄な例示、脱線部分などを削る。

・・・なんか2つのことがまとめて書かれてないか?
「1つに絞れ」って書いてるとこで、それでいいのか編集者?(笑)

  1. 言いたいことを1つに絞れっていうのはまあわかる。
    脱線==本筋外のことを言っているわけで、これを削るのはまさに一環だろう。
    テーマによっては内包する問題が多いため発散しやすいので、うまくポイントを絞るのは必要。
    ただ『何を残す』のかは寄稿者の意見を仰ぐべきだろう。
    何を言いたいのかは、本質的には寄稿者しか知らない。
  2. 繰り返し・無駄な例示は「テーマだけに絞る」じゃないよね。
    過剰修飾に近い話であって、無駄部分の削除添削だと思う。
    多すぎる例のせいでテーマがボケるという点もゼロじゃないとは思うけど、本質はそこじゃないような。
    ともあれ、これはぜひやるべき話。
    例については、どれを残すべきかは投稿者に相談すべきだろうね。

3.誰が読んでもわかる文章にしろ

 → 文体を整え、指示語を減らし、誰が読んでもわかるように具体的な情報を盛り込む。

これも混ざってるよ・・・「1つに絞れ」って言ってるんだから、きちんとやろうよ(笑)

  1. 文体整理は、絶対に必要。つーかこれが編集者の根本的な作業だと思う。
    文体整理、指示語削除/追加、過剰な修飾削除などなど。
    もちろんここでも、特に指示語については、何を指示しているのかは要確認のところ。
    『編集が必要な素人の文章』なら、指示語がどれを指しているかわかりづらいことはあるはずで。
  2. 誰が読んでもわかるように具体的な情報を埋め込む・・・っていうのも、加減は必要だけどある程度はやるべきか。
    友瀬もときどき言っている『階段を跳ばして話す』ことを避ける方法だし。
    ただ、ここが加減の難しさ:誰が読んでもわかると言っても、本当に何も知らない人に全てを理解させるには、どれだけ文字数を使ってもきりが無いところがあるわけで。
    どこかで妥協するラインは作らざるを得ないのは間違いない。

とまあ、いろいろ書いたけどさ。

誰だって、わざわざ文章を投稿する以上、自分である程度の思考をした上で出すわけで。
たとえ素人であっても、それを相談もなくいきなり変更されたら、腹も立つと思うわけよ。
特に今回のケースだと、指示語云々の次元ではなく論理の流れまで変わっているし。
捏造と言うのはちょっと違うと思うけど、投稿者から見れば立派な改ざん・盗作だと思う。

・・・本質は、なんとなく『勝手に変えた』って点だけのような気がするなぁ。
たった1回、『かくかくしかじかの理由で〜〜は直したほうがいい、つきましては〜〜』というような提案・例示をして。
たった1回、それを受けた寄稿者の再投入を得る。
それだけで解消されるような事態のような気はする。

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