日記/2008-03-23

2008-03-23 (日) 19:14:05 (4199d)
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LWとリアリティ

LW作品に、リアリティは必要か?
答え。Yesでもあり、Noでもある。
友瀬はそう思っています。

創作物はもちろん創作者に起因するものですが、それに対してそれを見る人の理解・同意・納得できる範囲というものが期待されるのです。
荒唐無稽な作品を作るのはある意味では簡単ですが、それを見た人が理解・同意・納得してくれるかどうかは別の話。
荒唐無稽なことが当たり前に起きるような世界観であればともかく、それなりの世界観ではそれなりの動きが期待されるのです。

LWは、デザイナーのAlfred氏が実際に人間同士でチャンバラをさせて、その結果をもとにデータマトリクスの基礎構造を作ったものです。
言い換えればこれは『それなりのリアリズムのある剣戦闘』をゲームにしたものと言っていいでしょう。
そういう意味で、LWシステムは『リアル』な世界観を期待して作られたものです。
それゆえに、LWシステムには、比較的初心者でも想像がしやすい部分が多々あります。
ダウンスイングをしゃがんでかわすのは無理とか、互いに上段を狙って武器をふれば武器同士が激突する、などなど。

もちろん現実には、片手剣と棍棒・両手剣と槍などなど、武器による差はあるはずで、現状のLWマトリクスがこれらの枠すべてに対してリアルかと言うと、そんなことはないと思います。
また、これもAlfred氏自身が指摘していますが、現実にいないトロールやドラゴンの戦い方や、それと戦ったらどうなるかを知っている人はいません。
そういう意味で、LW本の多くには『想像による大嘘』は多分にあると思っています。
友瀬がよくいう、ゲームにおける『省略と強調』の世界です。

ともあれ、あくまで『リアル』を基礎において作り出した作品である以上。
無条件で荒唐無稽にするのはどうか、と思うわけです。
これは、すべてが厳密でリアルでなければならない、と言っているわけではありません。
例えば 『現実的でなくても、信じてもいいと思わせる嘘』を一つまみ。
そういう気持ちがいると思うわけです。

例えば有名な『嘘』の1つに、『すばやく動いて一瞬停止、これを繰り返せば分身して見える』なんて話があります。
『両手を使ってx2、二倍のジャンプでx2、三倍スピンでx3、くらえ1200万パワー!』なんてのもそうですね。
現実にはこんなことはありえないのは、普通の人ならわかるでしょう: でもこういう説明があれば、それはそれでいいと思うのです。
・・・『ろすと』もおおむね、そんなラインを狙っているつもりです。

QBも、そういう意味ではかなりむちゃくちゃをしてます。
特に鎧周りとか、エリナ・いんくあたりの言葉攻撃系は、ちとひどいと思ってますし。
ただ、それを理由に否定しちゃあ、きりがないかな、というところ。
QB世界では『乙女の素肌は鋼に匹敵するしなやかさを持ち、言葉が刃物と同じように相手を切り裂くことができる』。
そういう世界観なのでしょう。
・・・一般的ファンタジーをベースにしたLW作品からすればかなり苦しいですが、ね(^^;;;

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