日記/2007-10-23

2007-10-23 (火) 22:03:34 (4781d)
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友瀬はしょせん物書きとしては本職じゃない。
語彙不足は堪忍しておくれ。


これは、あくまで友瀬の持論ですが。
もともと法ってのは、「これだけは絶対に守らなければならない」っていう最低ルールを書いたものだと思っています。
別の言い方をすると、法になくても常識として守るべきもの・前提となるものっていうのがある。

昨日の「イベント会場禁止」だって、おそらくは単なるエロだけを指定した話じゃない。
推測ではあるが、たぶんグロ要素をしてのものだろう。

友瀬もそれなりに同人暦は長いから、その手の同人は見たことはある。
いわゆる切り刻み系だとか、改造系とか・・・ 要は、もしリアルにやったらその後その人が人間として生きていけないような、洒落にならないレベルっていう意味。
もちろんこれもありがちな--というのもアレではあるが--強姦・陵辱ものがリアルに許されるかというとそんなことはないが、グロ系のものは精神的だけでない物理的なダメージを与えるという意味で、更にその上を行っていると思う。
そういうものを並べるようなイベントは、ちとつらいだろう。
そういう判断があったというのは、想像にがたくない。

まあ、あの報道ではそんな背景はなく、じゅっぱひとからげに「ポルノ」としか言ってないけどね。


ともあれ、著作権ネタ。
ええと、録音録画補償金制度か。

個人的に、この制度にはあきれた。
というか、友瀬はこの制度をわずか半年程度前まで、まったく知らなかった。
理屈も怪しいし、すでに運用されていたってことも、論外だと思った。

著作権は、理解できる。
著作物を正当に配布したことで手に入る利益、これを守りたい。
だから、著作物を手に入れる・利用する際にお金を払いましょう。
それは何の問題もない、正当な権利だと思う。

だがなぜ、録音・録画機器にお金がかかるのか?
そもそも基本的に、利用者には私的録音・録画の権利が認められている。
その録画・録音装置に対して「著作権用に」お金が必要なのはなんでだ?

これが作られたときの話を調べると、デジタルコピーに起因する「劣化率の低下」が問題らしい。
・・・なんで?としか思えない。
CD-Rが目立つようになる以前から、ビデオレンタル屋はあったし、 そしてダビングも当たり前に行われていた。
確かにアナログでは店にあるマスターテープが劣化するだろうから、古い作品はろくな画質じゃないことはよくあった。デジタルになったら、劣化はないだろう。
だがアナログで劣化したからといって。多くのレンタル屋でそれを買い換えるようなことはなかった。
ユーザーだって、画質が悪いからといって、改めてビデオソフトを買うようなことはなかった。
そもそも、アナログ時代と同じだけの数がデジタルになっても出なければならない、という前提が、おかしいんじゃないかとは思うが。

また、もっと別の次元からみて。
録画録音装置がそういう使われ方をしているという前提がふざけている。
友瀬はアナログテープ時代はともかく、CDやDVDは頻繁に買っていて、それらをレンタルから借りたことなんざない。
自分用にCDやDVDを焼いたことはあるが、それは原則として自分で正当に手に入れた著作物のアレンジものばかりだ。
そういう「正当に著作にお金を払って私的複製をしている」人にとっては、この制度によって著作料を二重取りされていることになる。
それこそ「著作者に対してまじめに対処していた人が、馬鹿を見る」世界だ。

更に、今回この制度を拡張する先は、PCのハードディスクだという。
冗談も休み休み言ってほしい。
友瀬は現在現役稼動のPCを2台持っており、それぞれにHDDを2基ずつ、つまり合計で4基のHDDをつかっていることになる。
その中でいわゆる動画や音楽を入れているのは、1つのHDDだけだ。
もしHDDに課金がかかるようになれば、どうなる?
俺は1人で4人分もお金を払うのか?

百歩譲って、ここでお金を友瀬が払うとしよう。複写することが著作者の利益を圧迫するというのなら、ここで支払うことで著作者へ正当に利益還元されるなら、妥協してやろう。
ではそのお金は、どこにいく?
友瀬のその楽曲入りHDDには、たくさんの曲が入っている。アーティスト名なんか挙げていたら、何人いるかわからない。
・・・持ち主である友瀬ですらわからないこの状況で。
その「補償金」とやらを集めた人は、どのアーティストにどう配布してくれるんだろうか。
友瀬は自分が興味のない・気に入らないアーティストに対してお金を払うつもりは毛頭ない。

最初に戻る。
著作権は、著作物にかかるべきもの。
それ起因でお金が動くことは認めるが、それはあくまで著作物に対しておきるものであり、断じてその入れ物に対してかかるものではない。

デジタル化によるレンタル屋での購入量減少ってのは、まああるだろう。
潜在的に1本のメディアがユーザーにダビングされる回数のは、確かに増えているだろう。
正直それは妥協すべきことだが、もしそれを問題にするのなら、その「レンタルされるメディアに推定利用ダビング数だけ」著作料を上乗せするほうがよっぽどまともだ。
そのメディアを利用する人だけが、相応にお金を払うようになる。

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