2020/01/29 の暫定版。
実は友瀬、先の11月ころ、不調を理由に DVDレコーダーを入れ替えました。
で、従来「LP画質でDVDに4時間分落とす」かたちで運用していたため、
上記の入れ替えに起因して「前半部分が旧レコーダーに残っていて視聴できていない」番組が多数あり。
なので、現時点でもかなりの作品が視聴できていない状態です。
どこまでリカバリできるかもアレですが、とりあえず書いていきます。
視聴が終わっている作品群 †
▼放課後さいころ倶楽部
▲放課後さいころ倶楽部
京都を舞台にした、女子高生xボードゲームの部活モノ。
いわゆる日常モノで、特徴的なのは毎週5〜10分を実在のボードゲームの紹介にあてている:
「ルール説明」「最初の数手番〜ラスト1手番くらいをリプレイ風」というかたちで見せている。
日常系で決して盛り上がりも強くなく、正直、傑作とはいいがたい。
けれど、友瀬がもともと「ボードゲーム趣味」、しかも「自分でもデザインすることがある」の身。
知っているゲームもそこそこあり、また知らなくても想像できる部分も多々あり。
ヒロインの一人が「ゲームデザイナーを目指す」、その苦労と喜びを描くところもあり。
いろいろと「わかる」ことが多く、その意味で面白かった。
▼神田川 Jet Girls
▲神田川 Jet Girls
2020年4月発売予定のPS4向けゲームとのタイアップアニメ。
近未来の架空のスポーツ「ジェットボート競技」を舞台にしての、女子高生スポーツ部活もの。
・・・という言い訳での、肌色面積の広いエッチ系アニメ(笑)。
「スポーツ」としては、水上バイクでのレース:都内の河川をコースとして区切って、そこでレースをする。
ボートは2人乗りで、操縦士に加えて水鉄砲を持った射手が乗っており。
バイクには「ダメージポイント」があり、そこを撃たれると一定時間出力が低下する。
つまり「単純なレース」だけでなく、「相手の弱点をうまく撃つ」ことで有利に立てる。
また、乗り手達のスーツも、射撃を受けると「安全のため(笑)」に脱げる仕組みになっている。
・・・という最後の説明でいろいろ台無しだよね(笑)
まあ、そういう枠の作品として、佳作。
▼超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです
▲超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです
異世界召喚系。タイトル通りの「超人と言われる高校生」7人がなぜか異世界に転移させられ。
それぞれの得意分野の能力を生かして、世界に根付いていく。
いわゆる異世界転移の「俺つえー」ものなんだけど、「7人それぞれが、元の世界でも各分野でのスーパーキャラ」というのが特徴。
よくある「元の世界では凡人だった1人が、別世界では無双できてしまう」ものに比べると、ある意味で筋が通っている:
だって「元の世界でも無双していた」人たちなんだから。
友瀬は無双系嫌いじゃないですし、こういう流れもあるので、結構楽しく見ました。
とはいえ、いくらなんでもやりすぎだよなぁ、とは思う(笑)
特に科学者や医者とかは、知識だけではだめでそれを支えるための「素材」「薬品」が必要で、そこが厳しいはずなんだよね。
さすがに原子炉については「元の世界から一緒に転移されてきた機器」が使えてたのでまだいいんだけど。
まあ、別記する「本好きの下克上」ほどに地道にやられるのもアレなので、仕方ないところか。
▼旗揚!けものみち
▲旗揚!けものみち
これも異世界召喚もの。
「動物好き」「マスクマン」なプロレスラーが、試合中に異世界に召喚される。
彼は最初当惑するが、獣人や見知らぬ獣たちが存在するこの異世界に歓喜。
鍛え抜かれた技と体で周囲を圧倒、ペットショップを作ろうと活動を始める
・・・という感じで始まる、どたばたコメディ。
もうちょっと正確にいうと「ボケ倒しコメディ」というのが正しいかな。
主人公が「肉体的にも行動原理的にも押しの強いボケ役」。
まともなツッコミ役がいないのでボケ役があたるわけですが、当然「押しが強い」主人公にかなわないんですね。
結果、ボケにボケを重ねて話が転がっていき、結果としては丸く収まる・・・わけではないんですが落ち着く、という感じ。
面白くはあるんですが、見ていてツッコミ疲れる感じか。
そういう意味では、途中で描かれる「ドラゴン娘の主従愛的描写」が、割を食ったというか、かえって残念というか。
本来美しく「いい」話なんですが、作品全体のトーン・方向性からみると異色なんですよね。
▼ライフル・イズ・ビューティフル
▲ライフル・イズ・ビューティフル
実在の「ビームライフル射撃」競技をテーマにした、女子高生部活もの。
ビームライフル協議自体がマイナーということもあり、その紹介色が結構強い。
この手の部活ものでのクライマックスが「その集大成をみせる大会」の類で、
この話でも「地区大会」「全国大会」がそれにあたるんですが。
競技の特徴上、競技シーンに「まったく動きがない」というのが、ある意味で面白い特徴か。
引き金を引くと特典ボードに点数が出る、それだけが動きだからね。
また、これも競技の特徴上、競技中に駆け引きだなんだってのがないんですよね。
▼私、能力値は平均値でっていったよね!
▲私、能力値は平均値でっていったよね!
「俺つえー系異世界転生」作品:事故で死亡&異世界転生するというお約束もの。
主人公は「現世でそこそこ能力のあった女学生」、それゆえにうけた不利不満があり、転生にあたって「普通に生きる」ために「能力は平均値で」という要望をあげるが。
「神話級のモノたち」まで含めての平均値とされてしまったため、スーパーキャラになってしまう、という設定。
という設定はさておき、話自体は女の子4人冒険者パーティによる「学園部活系のコメディ」か。
主人公以外の3人は、主人公にくらべればもちろん格段に劣るものの、それでも冒険者学校を首席卒業できるほど。
なので、苦しい戦いはほとんどなく、日常系に近いノリでいろいろ。
「俺つえー系」「日常系」ともわりと好きな友瀬、これも楽しく見てました。
原作からそうなのかわからないですが、主人公がいわゆる「古い漫画・アニメ作品への造詣」があり。
しばしばそういうネタをつっこんできているのが特徴的。
友瀬は嫌いじゃないですが、正直食傷気味な感じはしました。
▼ぼくたちは勉強ができない、第二期
▲ぼくたちは勉強ができない、第二期
夏枠から3か月空いての2クール目。
少年ジャンプの健全ラブコメ枠。
高校3年の努力家秀才の主人公男子をとりまく5人の少女〜女性の学園ラブコメ。
前にも書いた通り、友瀬は結構好きな作品で、アニメ1期はもちろん2期も楽しんでいた口ですが。
正直2期については、最後の最後で評価がガタ落ちしました。
おそらくは営業上の都合もあるんでしょうが、それでもあまりに作品に愛がない。
「1期が、主人公の4〜7月」「2期が、夏休み含めて〜11月ころ?」のペースで進んできたのに。
ラスト1話で突然時間が飛びまくって、受験して結果出て、数年後の後日談的な感じで終了となりました。
上記のペースを見れば「3期を12月〜卒業」に合わせることだってできたはずで。
しかも原作は、受験を終えてそろそろ締めに入っている「いいところ」。
「これから誰におちる」かを、数話かけてじっくり描き始めているんです。
そこで「卒業後」まで描いたアニメ、いわば「ネタバレをやらかした」んです。
アニメと原作、主人公が同じ人を選ばないこともありえますし、そういう意味で原作も楽しんではいますが。
ほんと、悲しい。
視聴が終わっている、でも作品としては未完結(次クールありなど)の作品群 †
▼本好きの下克上
▲本好きの下克上
これも異世界転生もの。細分すれば「知識系の無双」もの。
本大好きの主人公は、異世界の幼女に憑依するようなかたちで転生。
意識を取り戻した主人公は、しかしその世界には大好きな「本」はもちろん、「紙」すらないことを知り絶望し。
しかし「なければ作ればいいんだ!」という発想のもと、転生前からの知識をもとに活動を開始する・・・
転生した余波も含めて肉体的には「病弱な幼女」であるため、
特に最初期には、なにかを作るといっても「工作」どころか「調達」すらできない状態が多く。話はなかなか進まない。
例えば紙がないから代用品を作ることから始まるのだけれど、「粘土板で1話」「木簡で1話」「紙を作るための素材集めで1話」というような割り振り。
話自体は面白くはあるんだけど、よく言えば「リアルで堅実」、悪く言えば「テンポ遅すぎ」、かな。
原作小説は結構人気あり、DVDに書き下ろし小説もつくとのことで、何期かは続くだろうけど、どうだろう・・・・
▼BEASTARS
▲BEASTARS
無理に一言でいえば「獣人世界における学園ドラマ」なんだけど、世界観があまりに特異なため一言で表現しづらい。
番宣で使われた「この感情は、恋なのか、食欲なのか」というキーワードが、1つの核心をついている。
ある意味で、多分に現代社会風刺に近い感触は感じる作品。
「今のリアルな2000年台のテクノロジー」だが、住人には人間はいない:狼、ウサギ、鹿、鶏、ネズミなどなど、リアル世界での「動物」が「獣人」として普通にいる世界。
「獣人」といってもありがちな(けものフレンズ的な)「猫耳少女」ではなく、リアルな獣顔タイプ。
現代での「白人・黒人」の感覚に近いかな?
さまざまな種族が「公平に・差別なく」存在していることになっている世界。
大きな区分として肉食獣・草食獣という特質があるが、基本それらが区別なく共存しており、「人として」肉食・草食を超えた恋愛もなされているが。
「肉食はタブー」の常識に対して、同時にしかし多くの肉食獣たちが「肉食欲」に苦しむ。
そんな世界観。
主人公の狼男は、ある夜、小さなウサギの少女にであう。
彼女の香りを嗅いだ彼は、衝動的に彼女を抱きしめてしまう。
「この感情は、恋なのか、食欲なのか」
友瀬、原作から割と好きで、アニメ化時も友人に強く推した側。
アニメとしてもよく作られており、今期一推し、かな。
▼SAOアリシゼーション War of Underworld
▲SAOアリシゼーション War of Underworld
アリシゼーション、2019春に続く2クール目。
第一クールで「リアルで植物人間状態になったため治療のためにダイブさせられた」あげく「ゲーム内でも廃人状態」キリトくん。
状況的には仕方ないとはいえ、この1クール、キリトには実質的なセリフや行動がないという状況。
そんな彼を献身的に守るヒロイン・アリスと、本妻アスナのお話(笑)
主人公がそんな感じなので、動いているのは他の人たちばかり。
全体としては「リアルとアンダーワールド両方にわたる、人工精神体アリスをめぐる争い」で。
タイトルに「War」とあるように、ほとんどのシーンは「1クール目でキリトたちが降してきた人間界の騎士たち」と、ダークサイド勢力との戦争を描いた、群像劇の様相を呈している。
戦争といっても「強いリーダーに率いられた大〜中隊規模の戦い」のかたちで、多々リーダー同士の直接対決があり。
そういう意味で、「普通のバトルもの」の側面が強く、面白くはあるんだけど。
終始「ゲームと生死」とを描いてきたSAOシリーズとしては、ちょっと特異なテイストではある。
視聴未完了 †
まいりました!入間くん
アサシンズプライド
俺を好きなのはお前だけかよ
慎重勇者