とはいえ、あんまりたくさんは思いつかない。
気になったものを、列挙していきます。
日記枠ですが、内容的に適時追加するとか、どこか別にまとめページ作って移動するかも。
- ゲーム:Magic Realm。
- 世が世であればRPGであっただろう、ファンタジー世界観のボードゲーム。
キャラが『隠れる』『物を探す』といった行為を行う場合の判定が、独特。
- このゲームでの判定は、『6面体サイコロを2つ振り、より大きな目を採用』です。
基本的に『小さい目』が良い、という基準。
- これに対して、習熟できている行動では『6面体は1個でよい』ようになっています。
- 例えば『身を隠す』行動では、『目が5以下なら成功』。
- ゲーム:RISC。
- 戦略規模での世界大戦ゲーム。
ゲーム内での戦争は、攻撃側・防御側でサイコロを同時に振って大きい側勝ち、なんですが。
その振り方が独特。
- 攻撃側は、3個のサイコロを振る。ただし、参加した部隊数が2以下なら、その部隊数と同じ数しか振れない。
- 防御側は2個のサイコロを振る。ただし部隊数が1なら1個しか振れない。
- 双方が振ったサイコロのうち、『それぞれの最大目同士を比較』。
攻撃・防御側がそれぞれ2個以上振っている場合は、上記に加えて『それぞれの2番目に大きな目同士を比較』。
それぞれで、より大きな目を出しているほうが勝ち、ただし目が同じ場合は防御側の勝ち。
- イメージとしては、守備兵2単位に対して攻撃兵3単位が攻撃。
1回の攻撃判定で「敵味方合わせて、攻撃・防御のより少ない部隊数と同じだけの損害が発生する」ことになる。
- 判定メカニズム的には。
攻撃側は、たくさん振れる分だけ相手よりも良い目を出せる確率が高い。
防御側は数的には不利だが、6を出している限り負けない。
- ゲーム:Last Night on Eirth。
- ゾンビげー(笑)
ゾンビが大量発生してしまった世界での、『地球最後の夜』を生き残ろうとする人vsゾンビの戦術げー。
- 人間vsゾンビの白兵戦でのサイコロの使い方が、独特。
前述の『ゲーム:リスク』にちょっと似ています。
- 基本的には、人間とゾンビとがそれぞれサイコロを振り、より大きな目をだしたほうが勝ちなのですが。
そこに独特な仕掛けがはいっています。
- 人間は基本『サイコロ2個』、ゾンビは基本『サイコロ1個』を振り、それぞれの『最も大きな目同士』を比較し、大きいほうが勝ち。同じ目だった場合は、ゾンビ側の勝ち。
- この判定でゾンビ側が勝った場合、人間側が1ダメージを受けます。
この判定で人間側が勝った場合でも、ゾンビ側はダメージを受けません。
- 人間側がゾンビにダメージを与えるには、人間側が勝った上で、かつ、振ったサイコロの中に『同じ目のサイコロが2個ある』必要があります。
- つまり、基本的に。
人間側は、サイコロの数起因で大きな目を出しやすく有利だが、ゾンビにダメージを与えることは難しい。
ゾンビはなかなか勝てないが、6を振ればワンチャンスあり。
- イベントカードなどで、人間・ゾンビそれぞれサイコロの増減が起こりえます。
前述の『ゾンビにダメージを与えるにはぞろ目が必要』について、このサイコロ増加が前提と言えるでしょう。
例えば、人間側が3個振った目が『6,1,1』で、ゾンビ側が『3』だった場合。
最大値比較で人間が勝ち、かつ人間側には『1のぞろ目』があるので、ゾンビも倒せます。
- ゲーム:AirWar。
- 現代空戦テーマの戦術級。各種の判定でサイコロを使う。
- ご存知の通り、6面体サイコロを2つ振る場合におきるサイコロの組み合わせは『36通り』あります。
これを利用して、『36段階の成功率』を表現しているのが独特。
- 『確率表/probablity table』というのが定義されていて、『成功率 x/36』のときに、どの目がでたら成功、という情報が定義されています。
- 例えば『2/36』では、サイコロ2個の目の合計が「3」なら成功。
- 例えば『12/36』では、サイコロ2個の合計が「2」「6」「7」のいずれかなら成功。
- 現代であればいわゆる『%ダイス』で対応するようなことを、普通の6面体で頑張っている、というところですね。
- ゲーム:ガンダムヒストリー
- 文字通り、ガンダムの世界観でのMS同士の戦闘を描く、超戦術級。
- 判定のうち、『命中ヶ所』を決める判定が独特。
類似のシステムは他のツクダゲーでもあったと思うのですが、どれが初出か友瀬が特定できないので、仮にこれを代表に。
- サイコロを2個振るのですが、それぞれ色が異なるものを利用し、それらを2つ並べた『6進数風』の値にして判定に利用する。
例えば『黒いサイコロは10の位、白いサイコロを1の位』と決めたうえで白黒1個ずつ振り。
黒が2、白が4なら『24』として勘定する。
- 6進数風ですが、『ゼロ』がないので6進にならない。
- これも現代ならば%ダイスになるでしょう。
ご意見などがあれば。