友瀬は『性の商品化』は必要悪的なものと思っている。
商品化には反対しないしむしろ賛成寄りだけど流通には気を使え、という意味で、賛同。
でも同時に後者的意味で『(二次元の)萌えキャラという概念』だけを常に悪者にするとなると、納得はしない。
もちろん友瀬はどっちかというと二次元寄りの趣味だから、多少のバイアスはあるとは思うけどさ。
- こと二次元系に話を絞ると。萌えキャラの多くに、『性的表現』があるのは明らか。
- だからこそ、本来マイナーでこっそりやっているジャンルである、と思っている。
- 例えば、今やっているアニメの多くは、友瀬的に『深夜でやれ』と言わざるを得ない。
- そういう意味で、今回の海女キャラは『アウト』です。間違いなく。
- この観点において、、今の萌えキャラの裾野の広げ方には不満を持っているよ。
この海女キャラもそうだし、『クールジャパン』の話も込みで。
- だが同時に、萌えキャラ==性的というのは、短絡的に過ぎる。
- 『セクシー』だけじゃないのよ。『キュート』『プリティ』『ラブリー』など、いろんな感情が含まれるのよ。
- 例えば『ガールズ&パンツァー』とか『異国迷路のクロワーゼ』とか。
萌えキャラ要素はあっても、性的要素はほぼない。
- 例えばフィギュア業界で一大派閥になっている『ねんどろいどシリーズ』は、
元キャラの『セクシー』要素をそぎ落として『プリティ』枠にしている。
- もちろん『一滴の色気』ってのはあるだろうし、それをきっかけにした二次創作だってないとは言わない。
でもそれを言ったら、三次元枠だって『色気のない』創作物なんて本当に極わずかになると思う。
三次元についても根は同じ。
異論がある==『二次元萌えキャラが性的だからアウト』的な立場の人には、
例えばAKBをどう思っているか聞いてみたいよ。
こと『性的に感じる・感じさせる』な話について言うなら、友瀬は例えば秋元康あたりは最悪の人間だと思う。
友瀬が学生時代にやってた『おにゃんこ』にしても、今の『AKB』にしても、
女の子を性的商品にしているという意味では徹底している。
いろんな意味で『小さな』布地を着けて『普通見えないところ』を強調・暗喩させて。
いろんな意味で『恋愛』と『その先』を暗喩する歌を並べて。
『女の子が望んでやっている』もので『女性蔑視』じゃない、という意見もあるかもしれない。
でも、それこそ最初の記事のタイトルの表現を借りれば、
『超ミニスカートに慣れすぎている人が多いので、明らかに性的な含意がある表現だということを忘れがち』
だよ。その格好を望んでしている女の子も含めて。
ご意見などがあれば。