日記/2014-04-17
創作:M:tGxLW、第二回 †
前回に引き続いた、妄想気味な話。
M:tG を知っていること前提の記事ですが、ご容赦を。
正直、ネックは特殊能力周りだと思ってまして。
で、それについては『使えるものだけを採用していく』方針で、
ちょっとずつやろうかな、と。
前提 †
とりあえず同行者==クリーチャーカード以外の、 LWにないオブジェクトにかかわるものは後回しの方針です。
M:tGでの基本的な概念を並べていくと、 マナ、墓地、手札、ライブラリ、スタック・・・など。
LW化にあたっての基本方針 †
M:tGではダメージや能力の使用に「失敗」はありません。
が、LW化に当たってはLWの作法に従い「行動による判定」を行うものとします。
典型的なのが、前回の記事にもあった「同行者によるPCへのダメージ」。
M:tGでいうなれば「ブロックされなかったクリーチャーからの本体ダメージ」に該当する内容。
M:tGではブロックされないことが決まれば、特殊な能力でもない限りダメージ確定です。
が、LW同行者では「LW的じゃんけん処理」で勝つ必要があるわけです。
判定のためには同行者用にゲーム本を作る必要がありますが。
これについては、『全同行者共通の小型本』を提供します。
具体的には8ページ・遠距離行動しかない本。
本質的には『同行者ごと』に『フルサイズの本』を用いるのがいいのですが、
それをやっているときりがないので。
ただし、既存本での代行を認める手はあると思う。
例えば『1/1同行者ゴブリン』を使う場合、NOVAの GiantGoblinを使う、など。
同行者vsPC戦闘 †
一応前回も書いたネタですが、整理。
これがもっとも基本的なかたちになるので、
きちんと定義。
これは「次のターン限定でのパートナー戦闘」で実現します。
- (P) コメントをうけたプレイヤーは、「同行者との交代」を宣言できる。
- 交代する同行者は「アンタップ状態」でなければならない。
- 交代宣言した場合、相手に「同行者本」を渡す。
同時に、同行者をタップ状態にする。
- 通常のターン処理と同じように、あなたと相手とがそれぞれ行動を選択・宣言する。
- 相手は、交代直前のコメントに従って行動を選ぶ。
近距離だったり遠距離だったりする。 - あなたは、同行者用の行動を選ぶ。
同行者本には遠距離しか定義されていないため、 ここで選ばれるのも遠距離行動番号になる。
- 相手は、交代直前のコメントに従って行動を選ぶ。
- 判定実施。
- 「相手が近距離行動宣言」
「あなた==同行者は遠距離行動宣言」
となるケースがある。
この場合、X欄を利用して解決する。
- 「相手が近距離行動宣言」
「あなた==同行者は遠距離行動宣言」
となるケースがある。
- 結果処理
- 「得点ページならばダメージ計算」という処理は 基本どおりだが、ダメージ量については例外処理とする。
- あなた==同行者が相手の得点ページを開いた場合、
その得点がゼロ以上であれば、
『その同行者のパワーと同じ』ダメージを相手に与える。
またこれは、クリティカルを引き起こすことはない。- 開かれたページのスコア量には関係ないことに注意。
- 相手が同行者の得点ページを開いた場合、
そのスコア+修正値のダメージを与える。
ただし、最低1ダメージは保証される。- 基本的に同行者本には「スコア1」のページしかない。
- 元キャラ復帰
- 結果にかかわらず、同行者は1行動実施した後ただちに後列に戻り、 あなたの元キャラが前列になる。
- あなたは相手本の「同行者として判定した」結果のページをそのまま利用して 相手にコメントを告げる。
- 相手は同行者本のコメントにしたがって
あなたの元キャラ本のページをひらき、
そのコメントを告げる。
- 基本的に遠距離なら57ページ、 近距離なら33や1ページを開く指示になる。
射撃型能力を持つ同行者 †
放蕩魔術師/Prodigal Sorcererなど。
このキャラは以下のような能力を持っています:
(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。放蕩魔術師はそれに1点のダメージを与える。
要は「行動1回を消費して、狙った相手に1ダメージを与える」能力です。
M:tGxLW において、この手の能力は射撃とみなします。
射撃を行う場合においても、基本的な処理は前述の
『同行者vsPC戦闘』と同じ処理です。
ただし、以下の点が異なります。
- (P*)コメントでも、『交代』できる。
- (P)コメントでももちろん交代できる。
その場合『射撃交代』なのか『白兵戦交代』なのかは明言する必要あり。- 前述の放蕩魔術師ではあまり意味がないが、射撃と白兵戦とで
攻撃力に差がある場合は効いてくる。
例えば 大口獣/Mawcorだと『安全に1ダメージ射撃』か 『リスクはあるがパワー3か』という選択になる。
- 前述の放蕩魔術師ではあまり意味がないが、射撃と白兵戦とで
攻撃力に差がある場合は効いてくる。
- (P)コメントでももちろん交代できる。
- 射撃交代した場合、防御面で優遇が発生する。
- 同行者が得点を受けた場合、 それが『遠距離ページならば』最低1点の保証はなし。
同行者同士の戦闘 †
両方のプレイヤーが同行者をつれており、
かつ互いに(P),(P*) コメントとなった場合、
同行者同士の戦闘が起こる可能性があります。
この場合も処理は基本的に同じ。
お互いに同行者本を開き合って戦うことになります。
タップ状態の同行者 †
タップ状態になった同行者は、戦闘に積極的に参加できない状態となります。
(P)(P*)コメントをうけても、交代することはできません。
なんらかの理由で戦闘を強要された場合、茶の行動しか実施できません。
同行者のアンタップ †
あなたのキャラクターが相手の得点ページを開くことに成功した場合、 同行者1体をアンタップできます。
次回 †
いちおー、以上で基本方針確定。
次回は、特殊な能力の処理に入っていきます。
ご意見などがあれば。