けものフレンズ †
語るまでもないので、割愛(笑)
プリンセスプリンシパル †
キーワードは「スチームパンク」「スパイアクション」「命を賭けた嘘と友情」かな。
内容的にはチャーリーズエンジェルに近いか:
基本的に1話完結、女の子5人チームでの、アクションあり・謀略ありの群像劇。
友瀬の今年一推し。女の子バディアクション大好物なんです(笑)
実質ヒロインのスパイ・アンジェと王女・シンシアの2人の想いが熱い。
それでいて、スパイモノのお約束的なところは守っているのがいい。
前にもどこかで書いたけど、例えば主要5人の名前が「アルファベット順」だったりね。
そのときは「C」の扱いについてちょっと迷ってたんだけど、最後まで見て、そこまで考慮していたことがわかって感動した。
▼ネタバレ
▲ネタバレ
「A」はアンジェ、「B」はベアトリス、「C」はチセ、「D」はドロシー。
最初はプリンセス・シンシアが「C」かと思ってたんだけど、違うんだよね。
プリンセスはここではおそらく「A」枠:「A」が「2人分」になってるんだと思う。
なぜ2人分かというと・・・2人はともに「アンジェであって、でもアンジェじゃない」者だから。2人で1文字の「A」。
ついでだから「2人の嘘」についても、ちょっと友瀬的におもうことを。
テレビ放映では「プリンセスになってしまった浮浪児の嘘」:「ばれたら殺される」ので嘘をつき続けたのは、語られたけど。
実は「浮浪児になってしまったプリンセス」側も、嘘によって生き残っていたと思われるんだよね。
彼女はなぜはいつも「紅トカゲ星の生まれ」とか言っているのか。
それは「突然スラムに放り込まれた王女」の立場になってみればわかる。
「王族としての知識しかない」ものが何を語れるのか?
真実を言っても到底信じてもらえないだろうし、信じられてもまたそれはそれで困る:彼女や彼女の友達の命に関わる。
かといって、下手に言いつくろっても、どこかでボロがでる。
・・・彼女には「すべて嘘しか語らない」道しかなかったのだ。
どこで生まれたか知らないから、紅トカゲ星という、ように。
王女は「嘘をつき続ける」ことで、世間知らずであることを隠し・A であると信じさせたわけだ。
Re:Creators †
「逆・異世界転生」「創作者のあり方・苦悩」あたりか。
小説やアニメの登場人物が現実世界に「実体化」。
現実世界を破壊しようとするキャラと、それに立ち向かう創作者&キャラたちの戦い。これも群像劇。
視聴者自身が創作しているか否かで、かなり評価が変わる作品だと思う。
正直飛び道具的なやり方だと思うけど、「創作者」にとってのありがちな試練の物語として、よくできている。
ナイツ&マジック †
「異世界転生・無双モノ」「ロボットバカ」。
優秀なプログラマ&ロボットおたくだった主人公が、
異世界で生まれ変わって「自分の理想のロボットに乗る」ことを目指して突っ走る。
すがすがしいまでの無双モノなんだけど、それが気持ちいい。
主人公の「無双ベクトル」が「理想のロボット」からまったくぶれていないのに、
それとは別向きの物語ベクトルもまたきちんと進んでいくのがよいんだと思う。
▼ネタバレ・・・じゃなくて、比較・批判的な。
▲ネタバレ・・・じゃなくて、比較・批判的な。
ナイツ&マジックとの同期の転生系アニメに「異世界スマホ」がある。
あっちと比べると、同じ無双系でも「主人公の意識のベクトル」って重要だな、と思う。
「おいおい、それでいいのか」という突っ込む余地はあるにせよ。
エルくんは常に「理想のロボット」に向かって突き進んでいて、そのベクトルの外にあるものは非常に軽い。
だから、例えば普通は赤面くらいするであろう「せくしー系/らぶらぶ系イベント」ですら、まったくのスルー対応になる。
そこまでの強烈なベクトルの上にあるから、そこから生まれる「無双」には、少々のご都合主義があっても理解・納得できるんだよね。
異世界スマホの主人公にはそれがない:すべてが「ただなんとなく、てきとー」なので。
視聴者からみると、なにをやっても「なにそれ」にしかならないんだよね。
メイドインアビス †
「冒険」「絵柄詐欺(笑)」。
アビスと呼ばれる「未開のエリア」に挑む、少年少女の物語。
絵柄から「ゆるふわ系」かと思ってたら、「とんでもないハード系」だったでござる。
「冒険」「勇気」という言葉の意味を再確認させてもらえる。
あと、タイトルが「カタカナ英語」ってのも、いろいろ狙ってるんだろうな、と思った。
▼ネタバレ
▲ネタバレ
レグは、アビスの底に残っていた、文明の産物。
リコは、死産だった赤子が「戻す箱で戻ってきた」モノ。
ナナチは、上昇負荷の実験で「生まれ変わった」モノ。
いずれも、メイドインアビス==「アビスで作られた」モノなんだよね。
そして日本語にしないと、意外と「何を意図したタイトルなのか」って気づかない。
ちなみに、ラブコメ系・日常系も結構あったのですが、いろいろ迷ってアワード対象外。
このあたり結構好きではあるんですが、なんていうのかな・・・「すごい」になりづらいんですよね。
タイトルだけ列挙しておきましょうか。
- 亜人ちゃんは語りたい
- 異世界食堂
- うらら迷路帖
- エロマンガ先生
- 恋と嘘
- ガブリールドロップアウト
- フレームアームガールズ
以下は、佳作。
・・・1年あると、結構あるな(笑)
なんかまだ取りこぼしてる気もするけど、とりあえずはここまで。
ご意見などがあれば。