ジョークサイトがあるのは、別にかまわんと思うのよ。
こと今回の『虚構新聞』についていえば、まさに『虚構』と宣言しているわけで。
虚構新聞のサイトで読んだ情報を、ジョークと思わないほうが愚か。
問題は、往々にしてそれをハンドリングする側にある:
ものすごく単純にいえば
『虚構新聞からの引用だとわからない形で、虚構記事を使ってしまう』という行為。
例えば、Twitter で一部分だけ抜粋するとか。
そう:『元情報を、あたかも自分の意見だというように使う』、引用の仕方に問題があるわけです。
怪しい情報は Googleればいい?
もちろんそれはその通り。
そういう正当性判断をせずに騙される方にも、落ち度がないとはいいません。
それはそれで、間違いなく、愚かです。
でもそれって『詐欺師に騙されるほうがバカ』っていう論理ですよ。
友瀬的には、
『騙されるほうは、悪い。でもそもそも、騙すほうがもっと悪い』です。
でね。
もちろん友瀬のたぶんな独断と偏見があることは否定しませんが。
こと虚構新聞界隈の話で言えば、誰も『騙してやろう』とか思って引用している人なんていないと思う。
単に、『面白いから』と紹介して。
ただその引用方法が悪いから。
『虚構新聞が言っていた』という『著作情報』が欠落した紹介をしているから、誤解されているだけかと。
ソースが明確でない情報をどこまで信じるか、という話ももちろんありますが。
それを言い出すと、Web上の情報なんてのは何も信じられない。
あんまり正しくない行為をしている人たちに文句がつかず。
人を信じる行為をしている人がバカを見るのは、あんまりよくないよ。
ご意見などがあれば。