散文的に。
- コンベンションの主目的。
新発売になる、QB TCGと、ボードゲームの、お披露目体験・対戦会というのが大きなお題目。
- で、その一角で、LWシステム本の対戦体験会もやっていました。
- 友瀬は、そこでのメイン対戦スタッフ兼当日ジャッジでした。
とまあそんな感じだったので。
- 延べ人数で20人くらいと対戦してきました。
- ほとんどの方が、LWシステムでの対戦初体験。
なので、基本的な処理の説明、簡単なセオリーについて説明しつつ、のんびり対戦、という感じ。
・・・ここについては、思うところもいろいろできたので、別項を書きます。
- 一部、かなりやりこんでいた方には、それなりにシビアに対戦しました。
- このあたりは、いわゆるアーケード対戦格闘の感覚がありますね。
『動きもぎこちない初心者を瞬殺』してしまったら、ゲームの楽しさは教えられませんし、その人がそのゲームをやる気を殺いでしまうと思います。
楽しさを知ってやりこんでいる『ちょっと隙を見せたらやられる』相手は、手加減は望まないかな、と。
ともあれ・・・自慢できることではないですが、普段非営業職の友瀬には。
『お客様に気を使いつつ』やる5時間は、少々きつかったです。
そういう意味で・・・なにか不躾・失礼なことをしてしまっていたら、申し訳ありません。
何か気がついたことなどあれば、ご指摘ください。
今後に・・・そういう機会がどれだけあるかはわかりませんが・・・反映したいと思います。
ご意見などがあれば。
- あぁ、こっちが先だった。お疲れ様 -- 小花幸多?
- 体調不備が無かったらニアミスだったらしい。 -- 小花幸多?
以下、散文的に。
- 説明しようとしてみて改めてわかる、LWシステム・本・キャラシートに詰め込まれた、情報量の多さ。
個々の技の相性のレベルまでは、やってしまうとネタバレだし、キリもないので教える気はないけど。
そうでない『常識』的なところですら、説明しようとすると結構な量なのよ。
- ゲームシステムの基本処理:
『コメント交換』→『行動選択』→『宣言』→『解決』→『コメント交換』・・・
という基本処理は『一度口頭説明→2、3ターン一緒にパラグラフを見ながら実施』という手順で、ほぼ100%誰もが理解してくれた。
- 実際この範囲ならば、一つずつ階段を上るように、よどみなく説明できる。
- 『よくわからなかったからやってなかった→今回やって判った、簡単だね』という意見もあり。
- そういう意味で、この格闘ゲー的にいうところの『レバーとボタンの使い方』までは、あまり問題なし。
- 攻防の基本的な属性:
『突き/ダウンスイング/サイドスイング』『橙赤青黄緑・白黒茶』と言った話。
これが・・・量があって、困った。
- LWシステムというゲーム的には、これをある程度把握していないと面白みが低いはずで。
- だけど、初めてプレイする人に、これを滔々と説明するのは、するほうもされるほうも、うっとおしい。
常識的とはいえ、上記11項目をいちいち説明されて、覚えるのはかなり面倒くさいはず。
『とりあえずバットを振ってみたい』人の中には、こまごまフォームの説明をしたら『まず振らせてよ』という人だっているはずで。
- 実際問題、そんなことを知らなくても、楽しく遊んでいる人もいる。
もちろん知っていれば知っているだけの楽しみはあるが、それがなくたってゲームは楽しめる。
- 一応『わたしはこれをやった、あなたはこれをやった、そーすると・・・こんな感じになりますよね?』という動きを、プレイ中簡単に解説しながらプレイはした。
これには大体『なるほど、よくできているね』系の反応手ごたえ。
- 更に細かいところについては、いくつかの説明方法を試した結果、こんな感じにするのがよさそうだった。
・最初は、特に説明せずに、プレイ。
・適当に回避運動を取って、友瀬が『次のサイドスイングに+2』とかのボーナスを得る。
→『これ当たると、ちょっと痛そうですよね。なのでちょっとコツを教えます』といって、サイドスイングの軌道とバックステップの解説。
→で、実際にこっちもサイドスイングを振る。お、ほんとに当たらなかった、とちょっと判って嬉しそう。
同じような感じで、青にボーナスのときに色の説明、みたいな感じ。
まあおおむねは、こういう感じで、そんなにひどい感触はありませんでした:
『近くに友人がいなくてできないんだよなぁ』とか。
『今までよくわからなくてやってなかったけど、これは面白い。身内に振って見る』とか。
割と好印象の意見が多かった。
逆に、上記の『特性』や、それを逸脱するような『キャラレベルで特殊な技』の絡みで。
『やりこまないとわからないところもありそうで、結構大変かも』というような意見もあった。
・・・この『特性』問題が、ある意味での最大課題なのかな、と感じました。
なんていうのかな。
語ろうとすれば、友瀬、LWについてはそれこそ一晩中だって語れるのよ。
この特性についても、わかりやすい例を挙げて説明することは、できる。
だけど、あの『初体験で遊びに来た』人にとって、それは決して『簡単な量』ではなくて・・・語られるほうも困っちゃう・退いちゃうと思うんだよね。
彼らは『遊びに来た』のであって『勉強・修行に来た』のではない。
大量の前提知識を流し込むようなやり方は、彼らにとってはたぶん『楽しくない』もので。
いちおーHJの手伝いの身としては、その『楽しい』思いで帰ってもらわないと、いろいろマズイわけで。
そーゆー『楽しい』を感じられるような、うまい・自然な教習方法があるといいなぁ。
ご意見などがあれば。