確かに、普通の電話番号を暗記することは、ほとんどなくなった。
社内の4桁の内線番号は結構覚えたが、それはまたちょっと毛色が違うので除くと。
友瀬が一番最後に暗記した電話番号は『自分の携帯電話番号』に違いなく、
それすらすでに6年は昔の話。
だが別にこれは携帯電話だけの話ではない。
例えば友瀬は、携帯を持っていない20年くらい前の学生時代から、
友人宛ての電話は連絡簿を見てかけていた記憶がある。
言い換えると、自分の携帯以外での電話番号なんて20年近く新しく覚えていないと思う。
暗記力は訓練すれば伸びるし、電話番号はその訓練の一端になると言えないこともない。
だからまあ、そういう機会が減ったゆえに暗記力が低下した、ということもあるかもしれない。
でもそれがバカを生む原因かと言ったら、絶対にお門違いだ。
だいたいその理屈が成り立つのならば。
電話のなかった大昔にはバカしかいなかったことにならないかい?
記憶に限らず、知恵・知性なんてのは、物事をやるにあたって必然だから身に付くことだと思う。
裏返せば、その人の知恵・知性に存在しないモノは、それはその人にとって不要なことだ、というだけだ。
文章を読み書きしないから、字や言葉・慣用句を知らない。
料理をしないから、食材や調理方法について知らない。
普通に近所/人付き合いしないから、常識やマナーを知らない。
こういうことをして『バカ』というのであれば、それは仕方ない。
そういう価値観も、あるのだろう。
ただそれでも、友瀬的にはこれは『バカ』というべきではない、当り前にありうる事象だと思う。
もちろん常識がない相手には困ってしまうが、それは知性の低下ではないはずだ。
ご意見などがあれば。
- 人間、覚える必要のないことは覚えないものだと思うので、それをバカだというのは、それこそ馬鹿げている……というか、叩けるネタがあれば何でもOK、みんなで叩こう〜みたいな風潮自体が、とても嫌だなあと思います。 -- ひっこ?
友瀬は自分がそうだからして、
『一つの趣味に非常に深くのめり込む人』==『オタク』=="Geek"
という等式には、まったくもって同意。
そして加えて、その趣味が何であれ、そういう姿は称賛に値すると思う。
しかしながら、残念ながら今の日本では、
『オタク』==『マンガ・アニメ・ゲーム趣味』
==『自分に理解できないことをやってる気持ち悪い人』
という、ネガティブ向けな扱いを受けることが多いわけで。
・・・日本語に
『理解はできないけど、なんかすごいやつだな』
っていうポジティブなニュアンスのある呼称って、なんかあったかな?
『うは、バカだ』とか『いかす〜』とか言ってるけど、それは呼称じゃないし。
ご意見などがあれば。
- 現時点では翻訳者ががんばるしかないんでしょうね。さすがに文内まで読んで判断しなきゃならないケースもあるわけですし。
そういう意味では、この記事のこのタイトルは、あえてこういう翻訳をしたのかな、っていう気もしないではないです。
内容を加味してわかりやすく訳せば『技術系女子はどこへ』なんでしょうけど、『オタク』だってまったくの嘘ではないし、ツカミは強いですから。 -- 友瀬%管理人?
- なるほど〜、どおりでタイトルと中身の記事が、まるでかみ合ってないと思った(^^;; 直訳した結果、別の意味になってしまったのね。英語駄目な私としては、こういうのは何とかして欲しいけど……。難しいのかな(^^ゞ -- ひっこ?